感動

事故で急逝した母親のタンスに入っていたもの。それは母の想いだった。

亡くなった人に届けたい手紙を募集する『つたえたい、心の手紙』で入賞した手紙を、お笑い芸人・鉄拳さんがパラパラ漫画で再現しました。
その手紙はこのような内容でした。
社会人になる前、父親が倒れ介護が必要な身体になってしまいます。
そんな父親を母は懸命に介護します。
「僕がやるよ」
と母に介護の手伝いを申し出ても
「大丈夫、大丈夫。あんたがぎっくり腰にでもなったら大変だからね」
と、大きな父を器用に背負って、階段の上り下りをしていました。
社会人になってから、いつものように母に電話をかけて父親の様子をたずねました。
その3時間後、母は交通事故で亡くなってしまいます。
息子が病院へたどり着く前に亡くなってしまいました。
父に母が亡くなったことを伝えたこと、周りの人たちの嘆きや悲しみは、とても深いものでした。
葬式を終えた息子は、遺品の整理のために母のタンスを開けます。
そこには入りきらないほどのサポーターが入っていました。
母が息子にいつも
「大丈夫、大丈夫。肩なんか昔から一度も凝ったことがないから大丈夫」
と言っていたのは、嘘だったのです。
息子に心配をかけまいと、肩や膝などの痛みに耐えて、父を背負って階段の上り下りをしていたのです。
このような内容の手紙を読んだ鉄拳さんは、
「お手紙を読ませてもらった時、大切な思い出のワンシーンがいくつも見えてきました。
それらを、僕なりにパラパラ漫画で表現させていただきました」と語っています。
そんなパラパラ漫画を紹介します。